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少し憲法のお話でもしようかと思います。

と言うかその前に。

すんませんでしたー!更新全然してなくて本当にすんませんでしたー!
いや、忙しい・・ことは無かったんですよ。一度本当に忙しくて更新をお休みしてからそれからずるずるずるずると。

いやぁ、堕落って怖い。

ということで、本論に戻ります。

全部をお話しすると凄く長くなりますし、大学時代にみっちりと学んでいる割には記憶もあいまいですので、今日は憲法の概略だけをお話出来ればと考えております。

では始めに、憲法という法律がそのそもどのようなものなのかについてご説明しておきましょう。

イメージとしてはどうでしょうか。『憲法』と聞いて思い浮かべるものはなんでしょうか。
第九条とか、平和憲法とか、国民の三大義務とか。
そのようなことを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

そして上記に上げた三つは、非常に限定された条文を切り抜いて誇張しているに過ぎません。

合計103条にも及ぶ憲法条文の中で、上記に上げた例はたったの5条分だけのスペースが与えられているに過ぎません。棒論もいいところです。

尚、解説を加えておきましょう。
第九条:平和憲法
第二十六条:教育を受けさせる義務
第二十七条:勤労の義務
第三十条:納税の義務

小学生のころに国民の三大義務とか、第九条や前文の暗記とかをされた方、いらっしゃると思います。
正直に言います。

意味のない勉強をされましたね。

ではまず、『憲法』という言葉の語源についてご説明しましょう。
僕が学生時代に使い込んだ有斐閣アルマの『憲法1』『憲法2』(法学部の方はお分かりと思いますが、憲法の教科書です。)では憲法をこのように定義しています。

『「憲法」は、当然の事ですが、「国または政府の基本構造」を指しています。』

とういことで、平和憲法とか国民の義務とかがメインに書かれているような印象がどうにもありますが、その辺りは正直どうでもいいことで、用は日本という国家の外枠を形作るものだとお考えいただければと思います。

尚、一般的な法律(民法や刑法など)と憲法は厳密に言うと違うものなのですが、ここではその解説は割愛します。こちらに関しては後日機会があればお話したいと思います。

さて、ざっくりと大枠をご説明しましょう。

前文
前文というと憲法、というイメージがあると思いますが、前文自体は様々な法律で使われています。
簡単に言うと、前置きです。前書きと言ってもいいでしょう。
あんまり重要じゃないので飛ばします。
あんなに必死になって覚えたのに!
と感じられた方。
先述の有斐閣アルマには前文の解説ページがありません・・。法学としては必要ないからでしょう。
要はその程度の、意気込みのような文章です。

第一章 天皇
憲法は前文以下、十一の章立て構成になっています。
その第一章が天皇の規定に関することです。日本ならではの条文と言えるでしょう。
これも諸外国と比べると面白くてですね。

例えば日本国憲法の第一条。

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく

この通り、天皇の地位について規定しています。
これがアメリカ合衆国憲法になると

第一章第一条 この憲法によって付与されるすべての立法権は、上院と下院で構成される合衆国連邦議会に属する

第一条は国会の規定となっています。ちなみに大統領の規定は第二章に追いやられています。
これは後述しますが、三権分立の内最大の力を与えられている立法権の優先を端的に表す為にこうした形式をとっているのでしょう。(日本でも同じ並びになっています。)

というか、敗戦直後によく天皇規定を第一条に持ってこれたなと・・。
君主制とは間逆の環境にあったはずのGHQがよく承認したなと感心してしまいます。

ともかく、日本は第一章により天皇を象徴と仰ぐ国家であると宣言している訳です。

第二章 戦争の放棄
言わずもがなの第九条。
第二章は第九条の一文によって成り立っています。
こちらに関しては僕から改めて解説を加えるまでもないでしょう。

第三章 国民の権利及び義務
第十条から第四十条までで制定されています。
こちらに国民の三大義務が記載されているのですが、それ以外の二十七条はすべて『国民の権利』について記載されています。
つまり、日本国民はこういう権利がありますよ~!ということを書いているのがメインで、おまけ程度に三つだけ国民の義務について触れているという訳です。

どうして学校では『国民の権利』をまともに教えないのか。
三大義務を暗記させるより国民の権利を覚えさせた方が、憲法を理解するうえで遥かに役立つと思うのですが。

ともかく、第三章は日本国民として当然与えられるべき権利と義務について規定しているということがご理解頂ければと思います。


第四章 国会
ここで漸く国会についての規定です。
三権分立という言葉はご存じとは思いますが、その三権(立法・行政・司法)の一角である立法権についての規定でもあります。
アメリカ合衆国憲法でもそうであったように、内閣の規定よりも国会の規定を前に持ってくることで立法権の優先を暗に示しているともいえると思います。

さて、第四章は第四十一条から第六十四条まで長々と国会についての記載がなされています。
両院制であることから、議員の任期について、国会の召集について、などなど。

要は、第四章に置いて、日本は国会を設置していること、それが両院制であること、衆議院に優勢があること、議員の任期は四年(衆議院)と六年(参議院)であること、など立法府(国会)に関することが規定されているという訳です。

第五章 内閣
続いて、行政府である内閣の規定になります。
第六十五条から第七十五条まで、内閣総理大臣の選出から、内閣総理大臣の権力である国務大臣の任命権など、内閣府に属する大臣の規定となっています。

第六章 司法
ここまでくれば、という感じかも知れませんが、三権のうち最後の一つ、司法権(裁判)についてが第七十六条から第八十二条に渡り記載されています。

第七章 財政
今や破綻寸前とも言われている日本の財政ですが、基本的なところは第八十三条から第九十一条までに記載されています。
課税に関してや国債に関して、予算案に関してから皇室予算に渡るまで、国家財政に関わる条文が羅列されています。

第八章 地方自治
今大阪を騒がす橋下さんが地方自治の拡大を求めていますが、基本的な内容はここに規定されています。
ちなみに橋下さんとセットで時折話題になる地方自治法は憲法第八章の規定を元にして作られている法律です。
こちらも機会があればお話したいと考えています。

第九章 改正
日本国憲法の改正手続きに関する規定です。今や世界最古の憲法となった日本国憲法ですが、一体いつ改正するのか・・。勿論世界最古というのは嫌味ですが。
とにかく、今年65歳になる日本国憲法、そろそろリニューアルが必要です。
条文を見て頂けると分かりますが、例えば前文を抜粋すると。
「圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

古典の授業じゃないんだから・・
前文の書き写しテストなどがもしあれば、ちゃんと旧字体で書かないと駄目ですよ?(笑)

第十章 最高法規
これは書く必要があったのだろうか・・という条文です。第九十七条から第九十九条。
第九十七条 基本的人権に関して→第十一条で記載済み。
第九十八条 最高法規、条約および国際法規の遵守→憲法が最高法規です、と改めて言う必要なくね?+条約他遵守は当たり前だろ・・。この辺りはGHQの不信感があったような気がしてなりません。(パールハーバーとか。)
第九十九条 憲法尊重擁護の義務→天皇と公務員は憲法を順守しなさいという規定。だから当たりm(ry

第十一章 補則
これは今となってはいらない子です。憲法施行に当たっての注意書きが書かれている条文になります。


ということで。
長くなりましたが憲法の概略について、イメージだけでも湧いて貰えたでしょうか。
改正云々の新聞記事が今日は多かったと思いますが、この機会に一度日本国憲法について目を通してみては如何でしょうか。(少し大変&文章が旧字体で難しいですが・・。)
きっと何かの参考になると思います。

ではでは、本日はこれにて。
またお会いしましょうノシ
「学校の勉強なんて役にたたないや。」

と、考えている人は多いと思います。特に、学生の方は。
勿論、僕もその中の一人でした。

そして、社会人になった人の多くはこう思うでしょう。
「もっと勉強しておけばよかった。」

ということで、そろそろ進学・新学期の時期にも近いですから、少しお話したいと思います。
今回は学生の方向けのお話になりますかね。

ところで学生の皆様は将来どんな仕事に就くのでしょうか。
こうしたい、という夢を持っている人もいれば、何をしたらいいのか分からない、という人も多いでしょう。
実際は、将来の夢なんて浮かばない人が殆どかも知れませんね。

では、大学、或いは高校を卒業して、あなたはどの企業に勤めることになるのでしょうか。
メーカー?
金融?
IT業?

或いは、どんな職種に就くのでしょうか。
営業?
販売?
総務?
経理?
研究職?

将来のことなんて、分からないですよね。
特に今は新卒採用が厳しいと言われる世の中ですから、自分の希望した企業や、職種の内定を貰える学生は本当に少数派でしょう。
研究職や、専門職への就職を希望して、その道の学校(専門学校や、大学院など)に進学される方は除いて。

ところで、自分の将来の夢が明確にあって、その為に必要な学問を積んでいる方は、これから書くお話はあまり意味のないものになると思います。
ただ、将来自分が社会にでて、何をするのかまだ明確にイメージ出来ていない人は、ぜひ読んで頂きたいと思います。


ところで先日、僕のブログでこんなことを書きました。
老人の価値・若者の価値

この内容ではなく、このブログの途中で出現する表。
エクセルで作成した表があります。

さて。
もしかしたらあなたは、新卒採用で経理を任されるかも知れません。
或いは、営業部に配属されるかも知れません。

その時、売上やら、利益やら、そう言ったモノを算出し、数字を元にした判断を要請されることがあるかも知れません。

たとえばAという商品を100人に案内したところ10人が購入した。
その10人の年齢層は20代が50%、30代が30%、40代が20%だった。
なのでこの商品は20代中心に営業を行うべき。

とか。
実は僕は数学が苦手なのですが、こう言った個人の営業戦略や経営戦略を立案するのに必要な感覚は、確率や分数、平均など、そのまま数学の知識につながります。

文系進学だから数学は必要ない。

そう思っていませんか?
僕はそう思っていました。

そして新卒で入社した会社が金融業。

そう、数字だらけの世界です。そこで改めて数学と向き合うことになりました。
幸い、最低限の知識はあったので、今でこそ多少は数学的な話も出来るとは思いますが。(難しいのは無理ですけれど・・。)
とにかく、文系進学だから数学は一生使わない。
これは嘘です。真っ赤な嘘です。


さて、次のお話。
あなたはとある化学品製造のメーカーに勤務することになりました。
業務は営業です。
(僕が営業ばっかりやっているので、営業中心の話になることはご容赦ください。)
お客さまに商品の説明をするときに、あなたはどうするでしょうか。
「実は理系は苦手で、どうしてこんな効能がでるのかよく分かりません。」
と言いますか?
それとも、堂々と化学分子の説明から効能について解説しますか?
さて、お客様はどちらの営業マンを信頼するでしょうか?

逆のパターンもあります。
僕は金融業が長いので、理系科目とは遠く離れた業種だと思われるかもしれません。
ですが、お客様は違います。
製造業であれば、その製品には必ず理系の知識が反映されています。
その内容を理解出来る営業マンですか?
それとも、理解できずにうやむやにする営業マンですか?

勿論、前者の方が評価が高くなることでしょう。
結果、前者の方がいい成績を残すことになると思います。


では、次の話。
歴史です。
グローバル時代と言いますが、今中小企業が次々に海外進出を行っていることはご存知でしょうか。
中小企業海外事業活動実態調査
これは独立行政法人中小企業基盤整備機構という団体が発表している調査データになります。
三枚目をご覧ください。
1)海外展開状況と書かれた所です。
なんと、65%もの企業が何らかの形で海外との取引を持っています。
この確率は今後、益々増加していくでしょう。

さて、では。
あなたは将来、海外へと出張に、或いは駐在することになるかも知れませんね。
英語など、語学を使えるようになることは勿論ですが。

あなたは、赴く国のことを知っていますか?
よく知らないかもしれません。
ですが、その中身は学校で学ぶはずです。
世界地理と、世界史です。
その知識があれば、商談の際の雑談として、何かの役に立つでしょう。

そして、あなたは商談相手の外国人から、こう訊ねられるかも知れません。
「戦後の日本の経済発展は素晴らしい。一体どうしてあんな発展を遂げたのだろうか?」
もしかしたら、こんな質問もあるかも?
「実は日本のアニメ、『るろうに剣心』の大ファンなんだが、メイジという時代は素晴らしいね!どんな時代だったのか、日本人の君なら詳しく知っているだろう?」
(今ならナルトの方が有名なんでしょうか・・。)

さて、あなたは一社会人ではなく、一人の日本国民として、この質問に的確に答えられますか?
もし答えられないなら、こう思われるでしょう。
「どうして日本人なのに、自分の国の歴史も知らないんだ?」

詳細について知悉している必要はありませんが、概略は知識として押さえたほうがいいでしょう。
勿論、これは日本史の分野です。


さて、いろいろ話しましたが、実はもっと重要な学問があります。

それは、国語です。

就活をしていると、必ず提出するエントリーシートと履歴書。
これを、正しい日本語であなたは書けますか?

或いは就職後、企画書の提出を求められました。
論理だった文章で、あなたは書くことができますか?

それだけではありません。
上司から企画書が届きました。ページ数は10ページを越えて、しかもびっちりと文字が書かれています。

あなたは、この文章を的確に読み取ることができますか?

不安でしたら、現代文の勉強をし直すことをお勧めします。
ただし、論述の項目で。

正直申しまして、国語の分野のうち、小説や詩を学校で教える必要はないと僕は考えています。
あれは感性に訴えるものであり、教養を高める役目を持ってはいますが、教科書のように切り抜きされた文章では教養のかけらも身に付かないと考えているからです。
小説や詩は、自分で読んだ方が良い。(沢山読むと、教養力があがります。それに、年配の方は小説を読まれる方が多いので、そう言った話題がきっかけとなり契約となるパターンを僕は何度も経験しています。)

ですが、小説の感想などは所詮十人十色、杓子行儀にテストできるものではありません。

しかし、論文は違います。
明確な答え、つまり文章の意図がある。

それを読み解く力を身につける授業。
それが現代文です。
そして、その論文を自らで作り上げる力。これは小論文という項目になります。

読書感想文を授業でやる必要はありませんが、小論文を書かせる授業はもっと増やすべきだと僕は考えております。
論述の書き方が分かれば、社会人になってあなたが企画書や稟議書を書かなければならなくなった時、大いに力になることでしょう。
或いは、論文を読みなれていれば、あなたが企画書を受け取った時、すぐに読み込み、理解することが出来るでしょう。

正直、「国語は勉強しなくてもいい」という風潮が余りに多いことに僕は今更ながら危機感を持っています。

実際、僕もそう思っていました。
周りの学生は勿論、教師までもそんな風に考えている節があるからです。
なぜなら、一般の社会人を経験していない教師にしてみれば、稟議書やら企画書、或いはプレゼン資料の作成などは少しイメージの湧かない項目なのでしょう。

ですが。
論述を読むには、訓練が必要です。
巷で速読法云々の商品が並んでいますが、本来あんなもの必要ない。
ちゃんと訓練さえすれば、あんなものに頼らずとも速読は可能です。
社会人になってから無駄なお金を支払う前に、今のうちに論文を読みなれておきましょう。
必ず、将来の力になります。

そして、小論文。
これは論述を読む以上の訓練が必要です。
実際、僕が小論文を書けるようになったのは大学になってからでした。
何しろ試験は全て論述によるものでなければならなかったからです。
(解答用紙が白紙で、自分で書けとw)
当時は相当苦労しましたが、書きなれてしまうとなんてことはない。寧ろ、今はあの試験を受けていて良かったと考えています。社会にでれば必ず、報告書や稟議書、企画書を書く機会があるのですから。
(ちなみに他の書けない同僚の分まで報告書を代筆した経験は良い思い出ですw)

今の国語教育が大幅に間違っていることは自覚していますが、せめて独学出来る範囲でも現代文はよく練習をして頂きたいと考えています。

というか国語の教師は論文の読み方と書き方くらい、ちゃんと教えろ。


ではでは、教師や日教組や文部科学省に文句を言うと止まりませんので、(特に日教組は今すぐ解体しなさい。必要無いどころか毒を撒くことしかしていない。)今回はこのあたりで。

ではでは。
ということで二週間ぶりの更新情報になります。

ところでもう二月も下旬ですけど一向に暖かくなる気配がないですよね・・。
いつになったら暖かくなるのやら。

ではでは

黒髪の勇者 第二編 王立学校
今週から『黒髪の勇者』も新編に入りました。
ここから暫くは学園モノになると思います。
黒髪の勇者 第二編 王立学校 第一章 入学式(パート1)
黒髪の勇者 第二編第一章 入学式(パート2)

それでは、来週もよろしくお願いします☆
さて。

今回は表題のとおり、ちょっと角度を変えてお話しようかなと考えています。

ずばり。
人の価値について。

と言っても感情的な話ではありません。
寧ろ感情を一切なくした話になります。

その前に、物の価値についてお話しましょう。
最近野菜が高いみたいですね。

ところで野菜の値段がどう決まるか、ご存じかと思いますが確認しておきます。
(特需的な話は除く)

単純ですね。
出荷量が多くなる→値段が下がる
出荷量が減る→値段が上がる

即ち、希少価値が高くなるほど価値が向上する訳です。
この項では少ない=貴重、多い=安価という概念でお話しましょう。

では、本題に入ります。
「老人は大切に」
という言葉は皆様一度は聞かれたことがあると思います。
それはいろいろな意味があるとは思いますが・・。

まずは、日本の国勢調査の結果から見ていきましょう。
直近の国勢調査は平成22年に行われています。
総務局ホームページ 国勢調査からわかったこと

少しページの下に行っていただいて、『3.子供や高齢者の数は?』をご覧ください。
総人口に対する年齢割合が記載されています。
15歳未満 13.2%
15歳~65歳 63.8%
65歳以上 23.0%

この数字自体は皆さんもニュースなどで聞かれたことがあると思います。

では、ここから価値を付けていきましょうか。
総務省のホームページにはありがたいことにエクセルの人口データがありましたので、そこから抜粋して表を作ったのですが・・。
ですが。

・・・エクセル挿入できねーじゃん。。。

ということで苦し紛れに写真撮りました。。。
プリンターもスキャナもないんだよぉおお!

人口統計 昭和30年・平成22年

・・なんかでかいですが気にしないでください。
5歳ごとの人口分布は統計局のホームページから直接ひっぱりました。
そこからパーセンテージの計算を行ったうえで、更に加工してあります。

そう、『価値』という概念です。
これは一番多い人口層の価値を100として、他の年齢層の価値を相対的に表現したものです。

例えば平成22年に一番多い年代は60~64歳になりますから、この年齢層を100の価値と定めています。
そこから比例計算をして、例えば0歳~4歳の層は189の価値、という意味です。

さて、この表では左が昭和30年、右が平成22年(最新の国勢調査)です。
なぜこの年代なのかと言うと、団塊世代が出生したころの年代だからです。

ちなみに団塊世代の定義はこちら
Wikipedia 『団塊の世代』

広義の団塊世代が終了する1954年の翌年に行われた国勢調査ということで昭和30年のデータを利用しました。
さて

まず昭和30年のデータを見てみましょうか。
ここでの基準年代は5歳~9歳になります。
それに比較して老人の価値は・・

65歳~69歳の、現在の高齢者の初年にあたる人たちの価値は561、つまり5歳~9歳の年代よりも5.6倍の価値がある、ということになります。
さらに75歳~79歳、後期高齢者に該当する人たちの価値は1261、なんと12.6倍の価値です。
100歳以上はなんじゃこりゃという数字ですね。698.8万ですか。フリーザの戦闘力の13倍!

・・という冗談はさておき、では平成22年の数字を見てみましょう。
こちらの基準数値は60歳~64歳になります。つまり、この人たちの価値が100。
大暴落もいいところですねぇ。
昭和30年の60歳~64歳の価値は442ですから、この60年間で価値が四分の一以下になったことになります。
というか、25歳以上の年齢層の価値は軒並み下がっています。
・・俺もだorz

と、ともかく。昭和30年の現役世代の価値が高いのは第二次世界大戦での欠損が原因だと考えられます。
ですが、24歳以下の人たちは。

そう、全員価値が向上しているんです。
しかも0歳~4歳層の価値は75歳~79歳の価値よりも高いんです。
・・流石に80歳以上になると老人の価値が高まりますが。平均寿命世代ですし・・。

つまり。
昭和30年代に最も価値があったのは老人層。
今は違う。
80歳以上(平均寿命を越えている長寿の方々)を除いて、一番貴重な年代は若年層なんです。

さて、話を纏めましょうか。

ここまでして何が言いたかったのかと言うと、単純に一言です。
「高齢者優遇策は間違っている!」

ということです。
昭和30年のころはそれでよかったんです。
何しろ老人が一番貴重な存在だったのですから。
そこから学べる教訓や、経験則は非常に有効なものだったでしょう。

ですが、今は違う。
一番貴重な若年層に対する優遇策、要は少子化対策ですが、それを高齢者対策よりも優先して行わなければなりません。
いや、貴重なものに対して投資を行うのは経済的にも合理的ですから、寧ろその姿が自然ということになります。
金と鉄、どちらに手を出すかと言われて、投資家は金に手を出します。

玉のような子、とはよく比喩表現として言われますが、まさしく今の日本にとって子供とは玉(≒宝石)と同義だと言えるのではないでしょうか。

形ばかりではなく、実質的な少子化対策を望みます。
そのために高齢者対策に行う資金が大幅に削られることになったとしても、それは止むを得ないでしょう。

さて、では今回はこの辺りで。
今後ともよろしくお願いします。
ということで続きです。
ってか整体に行っていただけなんですけどね。

では、続きです。

ではまず、日本の国家予算を見てみましょうか。
2011年のものです。

23年度予算案の概要

PDFになっていますが、2枚目の表をご覧ください。
日本の税収は租税・印紙・その他合計しておよそ47兆円
一方、国債は44兆円です。

更に歳出の内訳は下の方を見て頂いて7枚目
社会保障費が28兆円
昨年からの増額は報道でもあるように1.4兆円。
年間1兆円のペースで増加していることが良く分かります。
・・4000億円をカットしておよそ1兆円というのはどうかと思いますが。1兆円と1.5兆円だと全然インパクト違います。

それはともかく、他の歳出も見てみましょう
社会保障費に次いで多いのが国債費です。
21.5兆円。これも増加してます。
借金が増えているのだから、返済にかかる資金が増えるのは当然ですね。
多重債務者が雪だるま式に返済が増えることと同じ構図です。

次が地方交付金
16.7兆円。

よく槍玉にあげられる公共事業費は確実に減少していますね。
それでもたったの4.9兆円。
公共事業を全て廃止しても、日本の財政が全然良くならないことが良く分かります。

続いて防衛費が4.7兆円

他はこまごまとしたものが。

ということで。
何が良いたいかというと、日本は毎年40兆円も借入して、毎年20兆円返済しているということです。
日本の借金総額は958兆円。(2011年12月)
これが該当ニュースです。

国の借金

ということで現状を確認したところで、『略奪大国』に戻りましょう。
まず、国債に関して。
これは始めの1円から違法だと、ジェームズ・スキナー氏は訴えます。
考えてもください。
もし、日本が1円も国債を発行していなければ。

この958兆円が、全て民間に回るんです。

現在の日本国民一人当たりの借金がおよそ750万円となります。(上記ニュース参照)
ということは、本来国民が使えるはずだった750万円が国家に奪われているということにもなります。

どれだけの経済効果かというと、例えば阪神タイガーズが優勝するとこんな感じ。
(ちゃんと研究している人がいるんですねぇ・・)
阪神タイガースの優勝の経済効果を検証する

ということで、935億円だそうです。(2003年優勝時)
単純に考えて、なんと!
100倍!
阪神タイガースが100回優勝して得られる効果だけの資金が、全て国に回っているという訳です。

ちなみに、阪神タイガースのくだりは僕が調べたものです。
『略奪大国』では、こう述べられています。
『1000万円の資本金を持つ企業を、いくつ作ることが出来るでしょうか。1億社です!』
(細かい計算がずれてることは無視してください。比喩表現です。)

或いは資本金1億円の会社が1000万社。

これ、凄いことですよね。
資本金1億円もあれば従業員は軽く100名を越えるでしょう。
ということは、(単純計算になりますが)100×1000万=10億人の雇用が生まれるということに!
(・・だから単純計算なんですってば。)
実際ここまで行かなくても、相当の雇用が生まれることは間違いないでしょうね。
少なくとも新卒学生が就職できなかったり、リストラされた中年が通勤列車にダイブすることも無くなると思います。

ここでもう一つ、考えておかなければならないことがあります。
この国債、誰が買っているんでしょうか。
主に銀行と言われています。

さて、これ、読んでみてああ、成程と思ってしまったのですが。(言われてみると当たり前。)
銀行の資金はどこから調達しているのでしょうか。

そう、皆さんの貯金です。
すなわち。

国債は皆さんの貯金で買っているんです。
関係ないと思ってませんでしたか?

・・僕も思ってました。
国債なんて買う予定なかったですし。

だから日本が破綻するとこうなります。
銀行が貸したお金が、日本という国から回収できなくなります。
結果として銀行の手持ち金額が無くなります。

つまり、
僕たちが銀行に預けている貯金が消滅します。


さて、では何とかして日本の破綻を避けなければなりません。
破綻しても生活が変わらないと思っていた人は、すぐに考えを改めてください。
僕も反省しました。
少ないですが、僕の貯金が紙くずになるのは勘弁してもらいたいものです。

それに、銀行が資金を提供できなければ、企業も資金を回せずに次々と倒産してしまうでしょう。
つまり、雇用があっという間に消滅してしまうわけです。

生きていけませんよね?

日本の国債は国内で回っているから大丈夫。
ではありません。

国内だろうが海外だろうが、国に借金があるという段階でもう間違っているのです。

さて、長々と語りましたが、もっと詳しいことを知りたい人はぜひ『略奪大国』を手にとって見てください。

本文にもこう書いてありましたのでw
『あなたのすべきこと~中略~友達にもこの『略奪大国』を読むように勧めておきましょう。』

他にも、本文にはこれから日本がどうすればいいのか、様々な提案が書いてあります。
納得するものも、ちょっと納得できいない突拍子な案までありましたけれど。
それは各個人で考えられることだと思います。

書店でも目立つ所に置いてあるので、探すのにそれほど苦労はしないと思います。
密林でもいいですけど。

略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!~

ではでは、またお会いしましょう♪
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