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さて。

今回は表題のとおり、ちょっと角度を変えてお話しようかなと考えています。

ずばり。
人の価値について。

と言っても感情的な話ではありません。
寧ろ感情を一切なくした話になります。

その前に、物の価値についてお話しましょう。
最近野菜が高いみたいですね。

ところで野菜の値段がどう決まるか、ご存じかと思いますが確認しておきます。
(特需的な話は除く)

単純ですね。
出荷量が多くなる→値段が下がる
出荷量が減る→値段が上がる

即ち、希少価値が高くなるほど価値が向上する訳です。
この項では少ない=貴重、多い=安価という概念でお話しましょう。

では、本題に入ります。
「老人は大切に」
という言葉は皆様一度は聞かれたことがあると思います。
それはいろいろな意味があるとは思いますが・・。

まずは、日本の国勢調査の結果から見ていきましょう。
直近の国勢調査は平成22年に行われています。
総務局ホームページ 国勢調査からわかったこと

少しページの下に行っていただいて、『3.子供や高齢者の数は?』をご覧ください。
総人口に対する年齢割合が記載されています。
15歳未満 13.2%
15歳~65歳 63.8%
65歳以上 23.0%

この数字自体は皆さんもニュースなどで聞かれたことがあると思います。

では、ここから価値を付けていきましょうか。
総務省のホームページにはありがたいことにエクセルの人口データがありましたので、そこから抜粋して表を作ったのですが・・。
ですが。

・・・エクセル挿入できねーじゃん。。。

ということで苦し紛れに写真撮りました。。。
プリンターもスキャナもないんだよぉおお!

人口統計 昭和30年・平成22年

・・なんかでかいですが気にしないでください。
5歳ごとの人口分布は統計局のホームページから直接ひっぱりました。
そこからパーセンテージの計算を行ったうえで、更に加工してあります。

そう、『価値』という概念です。
これは一番多い人口層の価値を100として、他の年齢層の価値を相対的に表現したものです。

例えば平成22年に一番多い年代は60~64歳になりますから、この年齢層を100の価値と定めています。
そこから比例計算をして、例えば0歳~4歳の層は189の価値、という意味です。

さて、この表では左が昭和30年、右が平成22年(最新の国勢調査)です。
なぜこの年代なのかと言うと、団塊世代が出生したころの年代だからです。

ちなみに団塊世代の定義はこちら
Wikipedia 『団塊の世代』

広義の団塊世代が終了する1954年の翌年に行われた国勢調査ということで昭和30年のデータを利用しました。
さて

まず昭和30年のデータを見てみましょうか。
ここでの基準年代は5歳~9歳になります。
それに比較して老人の価値は・・

65歳~69歳の、現在の高齢者の初年にあたる人たちの価値は561、つまり5歳~9歳の年代よりも5.6倍の価値がある、ということになります。
さらに75歳~79歳、後期高齢者に該当する人たちの価値は1261、なんと12.6倍の価値です。
100歳以上はなんじゃこりゃという数字ですね。698.8万ですか。フリーザの戦闘力の13倍!

・・という冗談はさておき、では平成22年の数字を見てみましょう。
こちらの基準数値は60歳~64歳になります。つまり、この人たちの価値が100。
大暴落もいいところですねぇ。
昭和30年の60歳~64歳の価値は442ですから、この60年間で価値が四分の一以下になったことになります。
というか、25歳以上の年齢層の価値は軒並み下がっています。
・・俺もだorz

と、ともかく。昭和30年の現役世代の価値が高いのは第二次世界大戦での欠損が原因だと考えられます。
ですが、24歳以下の人たちは。

そう、全員価値が向上しているんです。
しかも0歳~4歳層の価値は75歳~79歳の価値よりも高いんです。
・・流石に80歳以上になると老人の価値が高まりますが。平均寿命世代ですし・・。

つまり。
昭和30年代に最も価値があったのは老人層。
今は違う。
80歳以上(平均寿命を越えている長寿の方々)を除いて、一番貴重な年代は若年層なんです。

さて、話を纏めましょうか。

ここまでして何が言いたかったのかと言うと、単純に一言です。
「高齢者優遇策は間違っている!」

ということです。
昭和30年のころはそれでよかったんです。
何しろ老人が一番貴重な存在だったのですから。
そこから学べる教訓や、経験則は非常に有効なものだったでしょう。

ですが、今は違う。
一番貴重な若年層に対する優遇策、要は少子化対策ですが、それを高齢者対策よりも優先して行わなければなりません。
いや、貴重なものに対して投資を行うのは経済的にも合理的ですから、寧ろその姿が自然ということになります。
金と鉄、どちらに手を出すかと言われて、投資家は金に手を出します。

玉のような子、とはよく比喩表現として言われますが、まさしく今の日本にとって子供とは玉(≒宝石)と同義だと言えるのではないでしょうか。

形ばかりではなく、実質的な少子化対策を望みます。
そのために高齢者対策に行う資金が大幅に削られることになったとしても、それは止むを得ないでしょう。

さて、では今回はこの辺りで。
今後ともよろしくお願いします。
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