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「学校の勉強なんて役にたたないや。」

と、考えている人は多いと思います。特に、学生の方は。
勿論、僕もその中の一人でした。

そして、社会人になった人の多くはこう思うでしょう。
「もっと勉強しておけばよかった。」

ということで、そろそろ進学・新学期の時期にも近いですから、少しお話したいと思います。
今回は学生の方向けのお話になりますかね。

ところで学生の皆様は将来どんな仕事に就くのでしょうか。
こうしたい、という夢を持っている人もいれば、何をしたらいいのか分からない、という人も多いでしょう。
実際は、将来の夢なんて浮かばない人が殆どかも知れませんね。

では、大学、或いは高校を卒業して、あなたはどの企業に勤めることになるのでしょうか。
メーカー?
金融?
IT業?

或いは、どんな職種に就くのでしょうか。
営業?
販売?
総務?
経理?
研究職?

将来のことなんて、分からないですよね。
特に今は新卒採用が厳しいと言われる世の中ですから、自分の希望した企業や、職種の内定を貰える学生は本当に少数派でしょう。
研究職や、専門職への就職を希望して、その道の学校(専門学校や、大学院など)に進学される方は除いて。

ところで、自分の将来の夢が明確にあって、その為に必要な学問を積んでいる方は、これから書くお話はあまり意味のないものになると思います。
ただ、将来自分が社会にでて、何をするのかまだ明確にイメージ出来ていない人は、ぜひ読んで頂きたいと思います。


ところで先日、僕のブログでこんなことを書きました。
老人の価値・若者の価値

この内容ではなく、このブログの途中で出現する表。
エクセルで作成した表があります。

さて。
もしかしたらあなたは、新卒採用で経理を任されるかも知れません。
或いは、営業部に配属されるかも知れません。

その時、売上やら、利益やら、そう言ったモノを算出し、数字を元にした判断を要請されることがあるかも知れません。

たとえばAという商品を100人に案内したところ10人が購入した。
その10人の年齢層は20代が50%、30代が30%、40代が20%だった。
なのでこの商品は20代中心に営業を行うべき。

とか。
実は僕は数学が苦手なのですが、こう言った個人の営業戦略や経営戦略を立案するのに必要な感覚は、確率や分数、平均など、そのまま数学の知識につながります。

文系進学だから数学は必要ない。

そう思っていませんか?
僕はそう思っていました。

そして新卒で入社した会社が金融業。

そう、数字だらけの世界です。そこで改めて数学と向き合うことになりました。
幸い、最低限の知識はあったので、今でこそ多少は数学的な話も出来るとは思いますが。(難しいのは無理ですけれど・・。)
とにかく、文系進学だから数学は一生使わない。
これは嘘です。真っ赤な嘘です。


さて、次のお話。
あなたはとある化学品製造のメーカーに勤務することになりました。
業務は営業です。
(僕が営業ばっかりやっているので、営業中心の話になることはご容赦ください。)
お客さまに商品の説明をするときに、あなたはどうするでしょうか。
「実は理系は苦手で、どうしてこんな効能がでるのかよく分かりません。」
と言いますか?
それとも、堂々と化学分子の説明から効能について解説しますか?
さて、お客様はどちらの営業マンを信頼するでしょうか?

逆のパターンもあります。
僕は金融業が長いので、理系科目とは遠く離れた業種だと思われるかもしれません。
ですが、お客様は違います。
製造業であれば、その製品には必ず理系の知識が反映されています。
その内容を理解出来る営業マンですか?
それとも、理解できずにうやむやにする営業マンですか?

勿論、前者の方が評価が高くなることでしょう。
結果、前者の方がいい成績を残すことになると思います。


では、次の話。
歴史です。
グローバル時代と言いますが、今中小企業が次々に海外進出を行っていることはご存知でしょうか。
中小企業海外事業活動実態調査
これは独立行政法人中小企業基盤整備機構という団体が発表している調査データになります。
三枚目をご覧ください。
1)海外展開状況と書かれた所です。
なんと、65%もの企業が何らかの形で海外との取引を持っています。
この確率は今後、益々増加していくでしょう。

さて、では。
あなたは将来、海外へと出張に、或いは駐在することになるかも知れませんね。
英語など、語学を使えるようになることは勿論ですが。

あなたは、赴く国のことを知っていますか?
よく知らないかもしれません。
ですが、その中身は学校で学ぶはずです。
世界地理と、世界史です。
その知識があれば、商談の際の雑談として、何かの役に立つでしょう。

そして、あなたは商談相手の外国人から、こう訊ねられるかも知れません。
「戦後の日本の経済発展は素晴らしい。一体どうしてあんな発展を遂げたのだろうか?」
もしかしたら、こんな質問もあるかも?
「実は日本のアニメ、『るろうに剣心』の大ファンなんだが、メイジという時代は素晴らしいね!どんな時代だったのか、日本人の君なら詳しく知っているだろう?」
(今ならナルトの方が有名なんでしょうか・・。)

さて、あなたは一社会人ではなく、一人の日本国民として、この質問に的確に答えられますか?
もし答えられないなら、こう思われるでしょう。
「どうして日本人なのに、自分の国の歴史も知らないんだ?」

詳細について知悉している必要はありませんが、概略は知識として押さえたほうがいいでしょう。
勿論、これは日本史の分野です。


さて、いろいろ話しましたが、実はもっと重要な学問があります。

それは、国語です。

就活をしていると、必ず提出するエントリーシートと履歴書。
これを、正しい日本語であなたは書けますか?

或いは就職後、企画書の提出を求められました。
論理だった文章で、あなたは書くことができますか?

それだけではありません。
上司から企画書が届きました。ページ数は10ページを越えて、しかもびっちりと文字が書かれています。

あなたは、この文章を的確に読み取ることができますか?

不安でしたら、現代文の勉強をし直すことをお勧めします。
ただし、論述の項目で。

正直申しまして、国語の分野のうち、小説や詩を学校で教える必要はないと僕は考えています。
あれは感性に訴えるものであり、教養を高める役目を持ってはいますが、教科書のように切り抜きされた文章では教養のかけらも身に付かないと考えているからです。
小説や詩は、自分で読んだ方が良い。(沢山読むと、教養力があがります。それに、年配の方は小説を読まれる方が多いので、そう言った話題がきっかけとなり契約となるパターンを僕は何度も経験しています。)

ですが、小説の感想などは所詮十人十色、杓子行儀にテストできるものではありません。

しかし、論文は違います。
明確な答え、つまり文章の意図がある。

それを読み解く力を身につける授業。
それが現代文です。
そして、その論文を自らで作り上げる力。これは小論文という項目になります。

読書感想文を授業でやる必要はありませんが、小論文を書かせる授業はもっと増やすべきだと僕は考えております。
論述の書き方が分かれば、社会人になってあなたが企画書や稟議書を書かなければならなくなった時、大いに力になることでしょう。
或いは、論文を読みなれていれば、あなたが企画書を受け取った時、すぐに読み込み、理解することが出来るでしょう。

正直、「国語は勉強しなくてもいい」という風潮が余りに多いことに僕は今更ながら危機感を持っています。

実際、僕もそう思っていました。
周りの学生は勿論、教師までもそんな風に考えている節があるからです。
なぜなら、一般の社会人を経験していない教師にしてみれば、稟議書やら企画書、或いはプレゼン資料の作成などは少しイメージの湧かない項目なのでしょう。

ですが。
論述を読むには、訓練が必要です。
巷で速読法云々の商品が並んでいますが、本来あんなもの必要ない。
ちゃんと訓練さえすれば、あんなものに頼らずとも速読は可能です。
社会人になってから無駄なお金を支払う前に、今のうちに論文を読みなれておきましょう。
必ず、将来の力になります。

そして、小論文。
これは論述を読む以上の訓練が必要です。
実際、僕が小論文を書けるようになったのは大学になってからでした。
何しろ試験は全て論述によるものでなければならなかったからです。
(解答用紙が白紙で、自分で書けとw)
当時は相当苦労しましたが、書きなれてしまうとなんてことはない。寧ろ、今はあの試験を受けていて良かったと考えています。社会にでれば必ず、報告書や稟議書、企画書を書く機会があるのですから。
(ちなみに他の書けない同僚の分まで報告書を代筆した経験は良い思い出ですw)

今の国語教育が大幅に間違っていることは自覚していますが、せめて独学出来る範囲でも現代文はよく練習をして頂きたいと考えています。

というか国語の教師は論文の読み方と書き方くらい、ちゃんと教えろ。


ではでは、教師や日教組や文部科学省に文句を言うと止まりませんので、(特に日教組は今すぐ解体しなさい。必要無いどころか毒を撒くことしかしていない。)今回はこのあたりで。

ではでは。
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